除毛クリームで肌荒れしたときの対処法|オロナインは悪化の原因に!

除毛クリームを使ったら肌荒れしてしまった!赤いブツブツが出てきたけどどうやって対処すればいいの!?

除毛クリームが原因の肌荒れってヒリヒリして痛いですよね。

炎症の程度にもよりますが、除毛クリームが原因の肌荒れは自宅でできる対処で十分対応可能です。

そこで、この記事では、除毛クリームで肌荒れしてしまったときの対処法と、使える塗り薬をいくつかご紹介させていただきます。

除毛クリームで肌荒れしても焦る必要はありません。落ち着いてこの記事を読んで、対処していきましょう。

除毛クリームを使って肌荒れ・炎症が起こったときの対処法

除毛クリームで肌荒れ・赤いブツブツができた時の対処法

除毛クリームを使って肌荒れ・かぶれなどの炎症が起こってしまった場合は、症状の大きさによって対応が分かれます。

症状が軽度なら自宅で対処、ひどい場合は皮膚科に行きましょう。

しかし、除毛クリームで肌荒れが起こってすぐに判断する必要はありません。

まずは除毛クリームを洗い流したり患部を冷やすなどして、しばらく様子を見ましょう。

まずはクリームを洗い流したあと、患部を冷やして様子を見ましょう

除毛クリームで肌荒れしたときの応急処置

除毛クリームがまだ肌に残っているのなら、すぐに残ったクリームを洗い流しましょう。

除毛クリームに含まれているチオグリコール酸カルシウムは、長時間肌に付いていると肌を溶かしてしまうので、炎症を悪化させてしまう原因になります。

患部は当然ですが、目で見えにくい場所、爪の隙間などの流し忘れしやすい場所も要チェックです。

肌に残ったクリームが無くなったことが確認できれば、冷水で患部を冷やして様子を見ます。

しばらく様子を見て、肌荒れによる痛みや痒みが軽度の場合は自宅で対応します。

もし、症状がひどい場合には、迷わず皮膚科を受診しましょう。

除毛クリームの肌荒れがひどい場合、肌の表面がボロボロに傷付いていることが考えられるので、細菌が入り込むなどして二次的な悪影響が出ることがあります。

炎症・肌荒れがひどい場合には迷わず皮膚科へ行きましょう

除毛クリームによる肌荒れがひどい場合の対処法

まずは、炎症がひどい場合の対処法です。

広範囲に赤いブツブツが出たり、痛みや痒みが特にひどい場合、無理せず皮膚科で診てもらう必要があります。

肌の表面が相当傷ついていて、肌のバリア機能が弱っているので細菌に感染しやすい状態になっています。

また、我慢して放っておくと、着ている服と患部が擦れたり、無意識のうちに掻いてしまうなどして、症状を悪化させてしまう危険があります。

無理せずに近くの皮膚科に行きましょう。

炎症・肌荒れが軽度の場合は塗り薬などで対処しましょう

除毛クリームによる肌荒れが軽度の場合の対処法

赤いブツブツなど炎症の範囲が狭かったり、痛みや痒みが軽い場合は、市販の塗り薬などで対処することができます。

ドラッグストアなどで薬剤師の方に薬を選んでもらうか、後ほどご紹介するお薬を使ってしばらく様子を見ましょう。

ただし、もし3日ほど経ってもかぶれや赤いブツブツが収まらなかったり、痛みや痒みが引かない場合は皮膚科で診てもらう必要があります。

【注意】除毛クリームが原因の肌荒れにオロナインを使うと悪化します

除毛クリームの肌荒れにオロナインはNG!使ってはいけない理由とは

知恵袋などで除毛クリームの肌荒れにオロナインを勧める方がいます。オロナイン軟膏は全ての肌トラブルに効果があると考えられているようですが、これは間違いです。

除毛クリームでできた肌荒れに対してオロナイン軟膏を使うと悪化させてしまう可能性があります。

注意していただきたいのですが、オロナイン軟膏は湿疹(ただれ、かぶれ)には使えないお薬なのです。

オロナイン軟膏の「使用上の注意」には

  • 湿疹(ただれ、かぶれ)
  • 化粧下
  • 虫刺され

には使用しないでください。

と記載されています。

除毛クリームによる肌荒れは湿疹に当たりますので、オロナインは使うことができません。

最悪の場合症状が悪化してしまう可能性があります。

除毛クリームが原因の肌荒れ・かぶれにおすすめの塗り薬

除毛クリームの肌荒れ・かぶれにはこの塗り薬を使おう

除毛クリームによる肌荒れに使うことができる塗り薬を3つご紹介します。

メンソレータムAPソフトローション

メンソレータムAPソフトは、ローションタイプの塗り薬で保湿力が高いです。

炎症が起こった肌は乾燥すると余計に痛むので、保湿力が高いメンソレータムAPソフトローションはおすすめです。

使用後も数時間保湿された感じが残るので、何度も塗りなおす必要はありません。

液体は、比較的さらさらとして伸びがいいので使いやすいです。

 

オイラックスソフト

オイラックスソフトは、かゆみに効く成分、炎症に効く成分、殺菌効果のある成分が含まれているので、ブツブツを抑えると同時に掻きむしりで悪化するのを抑える効果があります。

また、ステロイドが含まれていないので安心して使えるというのも1つのポイントです。

ただ、メンソレータムAPソフトローションほど保湿効果は高くありません。

 

コートfATクリーム

コートfATクリームにはおおまかに

  • 炎症・はれ・痒みを抑える効果
  • 患部を殺菌する効果
  • 患部の血行を良くする効果

という3つの効果があります。

赤いブツブツを小さくして痒みを抑えるだけでなく、殺菌もできるので悪化を防ぎます。

さらに、患部の血行を良くすることで治りも早くなります。

ステロイドが含まれたステロイド外用剤ですが、肌荒れの悪化を防ぎ早く治すには優れたお薬です。

肌荒れ防止成分の多い除毛クリームを選ぶのが1番確実な予防法

保湿成分がたっぷり含まれている除毛クリームを選ぶだけでも、格段に肌荒れが起こりにくくなります。

保湿成分の配合量が多い除毛クリームを見分ける方法は、成分表を見ることです。

成分表は上位になるほど配合量が多くなるので、成分表の上位に保湿成分が集まっている除毛クリームを選べば肌荒れのリスクは最小限に抑えられます。

VEETやエピラットなどの除毛クリームは保湿成分があまり含まれていないので、肌荒れしたというレビューが非常に多いです。

保湿成分の多い除毛クリームはこちらでまとめてあるので、興味のある方は確認してみてください。

敏感肌向けのおすすめ除毛クリーム敏感肌でも大丈夫!本当に低刺激な除毛クリームはこれだ!安全に使うためのチェックリストも公開します

>>保湿成分の配合量が多いおすすめの除毛クリーム

除毛クリームでかぶれないためにチェックすべきポイント

除毛クリームによる肌荒れのリスクを最小限に抑えるためのチェックリスト

肌が弱いと思う方は必ずパッチテストを行う

除毛クリームは使用前にパッチテストを行うことが進められていますが、正直めんどくさくてやっていない方も多いのではないでしょうか?

僕も除毛クリームを使う前にパッチテストは行っていませんし、肌が弱くない方は毎回パッチテストをやる必要なんてないと思っています。

しかし、肌が弱い方や、これまでに除毛クリームを使ったことがない方は別です。

化粧水でかぶれてしまうほど肌が弱い方や、これまでに除毛クリームを使ったことがない方だと、除毛クリームが肌に合うか分からないので、パッチテストは行うべきです。

時間も手間もかかるので面倒ですが、自分の肌の強さに自信がない方は肌荒れやかぶれを起こさないために必ずパッチテストを行うようにしてください。

傷口や虫刺されがある場所には使用しない

除毛クリームは傷口や虫刺されなどの炎症が起こっている部位に使うと激しく痛みます。

除毛クリームを使う際は使用部位に傷や炎症がないか必ず確認して、ある場合はその部分に除毛クリームを使用しないようにしましょう。

また、意外と見逃しがちなのが「カミソリによる傷」です。

カミソリを使った後は、目に見えないだけで小さな傷がたくさん肌にできた状態です。

傷が小さいので除毛クリームを塗ってすぐには痛まないことが多いですが、数分後に突然痛みを感じ始めます。

目に見える傷や炎症はもちろんですが、カミソリなどによる目に見えない傷がある場合には除毛クリームを使うのは控えましょう。

使用中に違和感や痛みを感じたらすぐに中断する

除毛クリームを使っていて違和感やヒリヒリとした痛みを少しでも感じてきたら、すぐに除毛クリームを洗い流しましょう。

除毛クリームが肌に合わなかったか、見逃していた傷が肌に残っていた可能性があり、使用を続けると間違いなくかぶれたり炎症が起こります。

「このくらいの痛みならまだ大丈夫」なんて思っていると、突然痛みが大きくなったり、除毛クリームが傷口を刺激して後々の症状を悪化させてしまいます。

違和感や痛みを少しでも感じたら、すぐに除毛クリームの使用を中断しましょう。

使用後は弱酸性の化粧水などで保湿を行う

除毛クリームを使用した後の肌にアルカリ性の化粧水や乳液を使用すると、ヒリヒリとした痛みを感じたり炎症を起こすことがあります。

これは、除毛クリームの強いアルカリ性によって、本来弱酸性である肌がアルカリ性に傾き、アルカリ性の刺激を感じ取りやすくなっているためです。

アルカリ性に傾いた肌は、肌のバリア機能が弱っているため細菌や外部の刺激に弱いです。

そこで、除毛クリームを使用した後は肌本来に近い弱酸性の化粧水や乳液を使用して、肌のpHを元に戻してあげると肌荒れが起こりにくくなります。

まとめ

除毛クリームを使って肌荒れしてしまったとしても、対処法をきちんと理解していれば大事に至ることはありません。

肌荒れしたときの対処法と、使える薬を覚えておけば大丈夫です。

今回除毛クリームを使って肌荒れしてしまった方も、この記事でご紹介したポイントを踏まえてもう一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

除毛クリームの選び方や使い方に気を付けてさえ入れば、肌荒れが起こるリスクは最小限に抑えることができます。

もし、安全な除毛クリームの選び方が分からないという方は、ぜひ当サイトを参考にしてください。

除毛クリームの選び方から、実際に使ったレビューまでさまざまな記事を取り揃えているので、きっとあなたにあった除毛クリームを見つけるお手伝いができるはずです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。