除毛クリームの仕組みを解説!毛が抜けるとか肌への影響は大丈夫なの?

人気の除毛クリーム

除毛クリームはクリームを塗って5~10分待つだけでむだ毛がボロボロ取れていきますが、ちょっと怖くないですか?

確かに便利だけど、塗るだけで毛が取れるなんて何か強力な薬剤を使っているんじゃないか、肌にも悪い影響があるんじゃないか不安ですよね。

そこで、このページでは除毛クリームの仕組みをお話しするとともに、その効果や危険性についても解説していきます。

最後まで読み終えた頃には、正しく除毛クリームを使うことがいかに重要か理解していただけると思います。

除毛クリームでむだ毛を処理する仕組みを図解

除毛クリームは毛を溶かす効果のあるチオグリコール酸カルシウムという成分を含んでいます。

この除毛成分を含んだクリームが体毛を覆うことでじわじわと体毛を溶かし、ひょろひょろになったところにクリームを落とす摩擦を加えることで体毛が切れます。

ミュゼ除毛クリームで毛が溶けてきた※5分ほど除毛クリームを塗って、毛が溶け始めた状態

これが除毛クリームでむだ毛が処理できる仕組みです。

チオグリコール酸カルシウムってどんな成分?体毛を溶かすために使われているチオグリコール酸カルシウムには、たんぱく質を溶かす性質があります。除毛クリームのほかにパーマ剤などにも含まれていて、毛のたんぱく質を溶かすことで除毛したり、癖のある毛にすることができます。(詳細はこちら

かなり大雑把に説明してしまったので、分かりやすいように図解でもう一度見てみましょう。

体毛を覆う除毛クリームの図

まず、除毛クリームをむだ毛を処理したい部分に塗ります。青い部分は除毛クリームだと思ってください。クリームには毛を溶かす成分を含んでいるので、塗布時間の5~10分をかけてじわじわと毛を溶かしていきます。

除毛クリームで毛が溶けてきている様子の図

塗布時間を待っていると、体毛に除毛クリームが浸透して毛が溶けてふにゃふにゃになってきます。ただ、毛穴の奥にはクリームが届かないので、表皮のあたりまでしか毛は溶けていません。

除毛クリームを使ったあとの毛穴の図

塗布時間が経過する頃には体毛が溶けてきているので、ティッシュなどでクリームを落とします。すると、溶けた毛がポロポロと取れて、表皮のむだ毛がきれいに処理できます。しかし、毛穴の奥の部分までは溶けていなかったので毛穴の途中で毛が切れます。

これが除毛クリームで体毛を除去できる仕組みです。

除毛クリームは表皮から出ている毛を溶かしているだけ

除毛クリームの仕組みは、肌の表面に出ている毛をチオグリコール酸カルシウムを用いて溶かしているだ。

毛穴の奥までは除毛クリームが浸透できないので、毛穴に埋もれている部分に関しては除毛クリームではほとんど処理することができません。

つまり、除毛クリームでいくらむだ毛を処理したところで、毛根から溶かしているわけではないのでいずれはまた毛が生えてきますし、カミソリと同じように一時的な対処でしかないんです。

除毛クリームの仕組みを知らずに使う危険性

次に、除毛クリームの危険性についてお話ししていきましょう。

除毛クリームは毛を溶かすために、たんぱく質を溶かす性質があるチオグリコール酸カルシウムを利用しています。

人の肌もたんぱく質でできているので、当然、除毛クリームの影響があります。

除毛クリームの塗布時間を延ばすと肌が溶ける

除毛クリームを使っているときに「うーん。いまいち毛が溶けている感じがしないからあと5分様子を見よう」と塗布時間を伸ばしたことはありませんか?

実は、この行為は除毛クリームを使う上で1番やってはいけないことです。

除毛クリームの塗布時間は体毛が溶けることを目安にした時間なので、これ以上長く塗布時間をおくと体毛だけでなく肌も溶かしてしまいます。

チオグリコール酸カルシウムはたんぱく質を溶かす成分で、5~10分で体毛を溶かすことができます。しかし、それ以上塗布時間を長くすると肌が溶け始める。塗布時間を守らないと肌荒れの原因となります。

肌が溶け始めると、ヒリヒリ痛みを感じたり、赤い炎症が除毛クリームを使った肌全体に起こります。その他にも、肌の免疫量が低下するので二次的な病気に感染する可能性もあります。

こんなことを話すと除毛クリームを使うこと自体が危険なのではないかと勘違いする方もいると思いますが、日本で販売されている除毛クリームはすべて医薬部外品なので正しく利用している限りではこのような副作用が起こる可能性は非常に低いです。安心してください。

ただ、除毛クリームを使う場合は絶対に塗布時間をオーバーしてはいけないことを覚えておいてください。

デリケートゾーンや顔など肌の弱い場所に使用すると痛みを感じることも

除毛クリームの塗布時間は、足や腕など比較的肌が強い部位に使うことを目安に設定されています。

なので、顔やデリケートゾーン、肌の弱い子供に除毛クリームを使うと、塗布時間を守っていても肌が溶け始めてしまうことがあります。

しかし、除毛クリームによって刺激の強さはまちまちで、ものによってはデリケートゾーンに使えたり、子供でも使用できます。

肌の弱い部位に除毛クリームを使いたいときは、必ずその除毛クリームがその部位に対応しているかを確認しましょう。

もちろん優れた面もたくさんあります。

ここまで除毛クリームの危険性の事ばかり話してきましたが、もちろん除毛クリームにしかないメリットもたくさんあります。

肌を切る心配がない

除毛クリームはカミソリのように肌を切る心配がありません。

例えば、カミソだと脇の毛を処理するのって怖いですよね。でも、除毛クリームならクリームを塗るだけなので簡単に処理することができるし、怪我をする心配もありません。

その他にも、目で確認できないお尻などの部位もクリームを伸ばすだけなので、簡単にムラなく処理することができます。もちろん、肌を切ってしまう心配はありません。

また、カミソリのように肌や毛穴に刺激を加えないおかげで、綺麗な肌を維持したい方には次のようなメリットもあるんです。

埋没毛や毛嚢炎、黒ずみになりにくい

カミソリと除毛クリームで処理後の肌の様子を比較した図

除毛クリームとカミソリを使った処理後の皮膚の状態を比較すると、除毛クリームの場合には肌が傷つくことがないのに対し、カミソリの場合は表皮に細かな傷がたくさんできています。

こういった細かな傷はその場ではほとんど目立ちませんが、後々肌トラブルとなって表れて来ることがあるんです。

例えば、皮膚の下に毛が埋もれてしまう埋没毛や、毛穴が赤いブツブツになる毛嚢炎は、毛穴付近に傷ができることが原因でできてしまいます。また、肌への刺激でメラニン色素が沈着すると、後々黒ずみとして現れます。

これらはどれもカミソリで処理した場合に起こる肌への刺激が主な原因です。(毛抜きでも起こります)

しかし、除毛クリームなら肌や毛穴に負担をかけることが少ないので、こういった肌トラブルの原因にはなりません。

とはいっても、除毛クリームでも使い方を間違えると埋没毛になることはあります。(詳しくはこちらを参照

処理後に毛先がチクチクしない

カミソリと除毛クリームで処理後の肌の様子を比較した図

先ほどの図をもう一度見直して、カミソリで処理した場合と除毛クリームで処理した場合の体毛の断面図を比較すると、カミソリの場合は毛先がとがっているのに対して、除毛クリームは毛先が丸くなっていますね。

カミソリは芯のある毛をスパッと切るので先端が尖りますが、除毛クリームは柔らかく溶かしてから落としているので先端が丸くなります。

除毛クリームで処理した後は毛先がとがっていないので、毛が伸びてきてもチクチクしません。

毛が伸びてきたときのチクチク感がつらい脇の毛を処理するときなんかには、除毛クリームはぴったりです。

抑毛効果があるものも

除毛クリームの中には抑毛効果を含んでいるものもあります。そういった除毛クリームなら、使っているうちに少しずつ体毛の伸びを遅く感じたり、体毛が薄くなるような効果が期待できます。

一次的なむだ毛処理だけでなく、長期的なむだ毛対策を考えるのであれば、カミソリや毛抜きよりも抑毛効果のある除毛クリームの方が効果的です。

除毛クリームの効果に関する間違った知識

バツ印

除毛クリームの仕組みを理解すると、除毛クリームの効果が思っていたものと違ったということがあります。

例えば、除毛クリームを使えば毛が生えなくなるといった話は本当なのでしょうか?

除毛クリームを使えば永久脱毛できる?

除毛クリームを使っても毛が生えなくなることはありません。

先ほどの図解でも表したように、除毛クリームで処理できるのは肌の表面から出た体毛だけで、毛穴の奥までむだ毛を処理することは不可能です。

つまり、毛穴の中には毛根や、除毛クリームが溶かしきれなかった体毛が埋まったままになっているので、数日経てばまた除毛クリームを使う前と同じように毛が生えてきます。

処理してもまた生えてくるという点ではカミソリと同じですが、除毛クリームにはカミソリより毛穴の深い部分から処理できて、肌に傷を作らないというメリットがあります。

除毛クリームより脱毛クリームの方が優れてそうなイメージはあるけど…

除毛クリームと似た商品で「脱毛クリーム」と呼ばれる商品があります。

この2つの商品の名前を聞いたときに、なんとなく「除毛」よりも「脱毛」の方が効果が強かったり、つるつるの状態が長持ちしそうなイメージはありませんか?

しかし、実際はこれらは全く同じ商品なんです。

呼び方が違うだけで、できることはどちらも「除毛」。表皮から出たむだ毛を溶かすことはできても、毛根の奥から毛を溶かすことはできませんし、つかってから数日すればまた生えてきます。

除毛クリームも脱毛クリームもどちらも効果的には全く商品なので、呼び方だけで脱毛クリームを選ぶようなことはしないようにしましょう。

仕組みをちゃんと理解すれば除毛クリームは怖くない

海辺ではしゃぐカップル

ここまで除毛クリームの仕組みと、効果や危険性についてお話ししてきました。

かなり脅すような内容も多かったので、「除毛クリームを使うのは怖い」と感じてしまった方もいるかもしれませんね。

確かに、除毛クリームは使い方を間違えると副作用が大きく出てしまう危険性があります。

しかし、除毛クリームは仕組みをきちんと理解して使えば、まったく怖いものではありません。

あなたはこの記事で除毛クリームの仕組みを理解し、その怖さを知っているのですから正しく使えるはずです。

正しく使えば除毛クリームは非常に安全です。

僕はかれこれ1年以上除毛クリームを使い続けていますが、副作用は一切出たことがありません。(肌に合わなかった除毛クリームはいくつかあります)

長く使っても安全に使えたのは、除毛クリームを正しく使ったから。

この一点に尽きます。

なので、これから除毛クリームを使おうという方は、怪我をしないように以下の点を守って使ってくださいね。

  • 除毛クリームに記載されている塗布時間はオーバーしない
  • 使用可能な部位を確認してから使う
  • もし痛みや違和感を感じたら使用を中断する

これだけのことを守っておけば、怪我をすることないはずですから。

 

【それでも除毛クリームのリスクが気になるなら】

もし、それでも肌への刺激が心配なら、肌への負担を抑える成分をたっぷり含んだ除毛クリームを選ぶようにしましょう。

チオグリコール酸カルシウムの刺激から肌を守る成分が多く配合されている除毛クリームなら、肌の弱い方でも問題なく使えますし、保湿成分のおかげで使用後は肌がすべすべになります。

肌に優しい低刺激な除毛クリームは、こちらの記事で紹介しているので合わせて参考にしてください。

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